2016年4月29日~5月1日
窯 (煙突内) の温度の推移
4/29 12:33 点火 気温20.4℃
4/29 21:20 70℃ 窯口をふさぐ
4/30 7:00 85℃ 気温14℃
4/30 16:00 119℃
4/30 21:00 158℃ 空気孔に差し込んだレンガを大きめのに代える
5/1 1:00 203℃
5/1 10:00 253℃
5/1 18:00 291℃ まもなく窯止め(300℃が目安) 煙が透明になればOK
窯止めとは空気孔をふさぎ、練った土で前面全部をふさぎ、鉄板で覆う作業。窯の中は蒸し焼きとなり、炭ができる。
明るい内に窯止めができることはめったになく、たいていは夜から深夜、翌明け方になることもしばしばある。今回は温度が早めに上昇した。長年の間に煙の出口にこびりついたタールのかたまりを事前に取り除いたため、空気の通りが良くなったのかという憶測。でも、温度が早く上がればそれでOKというわけには行かない。良い炭を作るためにはじっくりと焼き上げることが必要らしい。
これが長年にこびりついたタールのかたまり。冷え固まった溶岩のようだ。
こじま 2016.4.29