苗代ではどれくらい育っているか! 2022.5

5月28日の苗代です。大変よく生育しています。代掻き(しろかき)を終えた田んぼには早くも、親子のカモが来ました。

柚木


5月3日に籾(もみ)をまきました。その時の様子はこちらの写真をごらんください。3週間ほどで上の写真のように育ちました。6/11の田植えまでの二週間ほどにあとどれくらい育つでしょうか。

こじま


籾振り(もみふり) 2022.5


柚木です。

6月の田植えに向けて本日籾振りをしました。右側手前が古代米、その先がモチ米、左側がうるち米です。6月の田植えの頃には15センチ前後の苗が立派に育っているはずです! 少し、籾を厚く(多く)蒔きすぎていると感じておりますが、苗が少ないと困りますので。それにしても多いかな?

畔の草刈りや畔塗、代掻きと続きます。その後、畔塗、代掻きですが、畔が相当痛んでおりますので、今年は思い切り厚く塗ってもらいます。みんなでたっぷり汗をかく作業をよろしくお願いします。

2022年5月3日 苗代に籾振りをした。
2022年5月3日 籾を蒔いたあと、覆いを掛けた。芽が出て、田植えに適した高さに成長するのを待つ。

こじまです。

以下にお見せするのは2020年5月の写真です。このときはコロナ禍で月例活動が中止となりました。

これは苗代に蒔いた籾(もみ)が発芽して育ちつつあるようすです。覆いを取りました。田植えまでにもう少し伸びてもらわなければなりません。苗代は「なわしろ」と読んだり、「なえしろ」と読んだり。

この年はスタッフのみで畔塗りを終えました。田んぼは4枚ほどあります。大きな田んぼではないとは言え、たいへんです。畔塗りは「あぜぬり」と読んだり、「くろぬり」と読んだり。

仕上がり具合はこんな感じです(下の写真)。壁面がぴかぴか、てらてらになるように固めると、くずれにくく、水漏れしない鉄壁のあぜになるようですが(水も漏らさずです)、労力が要りますね。

畔塗りは田んぼの作業としては、田植えや稲刈りのように脚光を浴びることもなく、地味な仕事です。そんな作業があるとは知らなかったという声もありそうです。でも、稲の成長に必要な十分な水を保つのにあぜ塗りは重要なんです。

今年2022年5月の活動では、皆さまにこれに挑戦してもらおう!と思います! 達成感のある作業です。ぜひ、ご参加ください。

さて、皆さまに服装と履物のご注意です。活動案内に記されていることと同じです。田んぼの泥は洗濯しても落ちません。サヨナラしても惜しくない服装でお越しください。表面がツルツル素材の上衣は洗い流せるので、適しているのかなとは思います。小さい子どもは尻餅をつくことが多いので、下着まで着替えがあると良さそうです。

手はゴム手袋をすると良いのかなと思いますが、蒸れて汗をかきますから、軍手もよいと思います(滑り止めの付いたやつ)。軍手の中に泥ははいりますけれど、素手よりははるかに良いです。爪の中に泥がはいるとやっかいですから。

足元は、足にピッタリフィットするゴム長靴が適していると思います。ホームセンターで売っているようです。でも、わざわざ買うこともないので、いらない靴下をはいて作業できます。泥ははいりますが、やはり素足より泥汚れが少なくて済みます。でも、素足でもかまいませんよ。泥の感触はなかなか経験できないもんですから。(普通のタイプのゴム長靴は泥に足を捕られがちですけど、それもありです。)

以上、田んぼにはいって来た経験からのアドバイスです。(と言うものの、ここ数年は全く田んぼにはいらなくなってしまいました。)皆さまでそれぞれよろしいようにお考えになってお仕度をお願いします。

おしまい。


こじま 2022.5.5