あぜ塗り 2023.5

2023年5月20日(土)

2023.5.13(土)に月例のあぜ塗りをおこなう予定で、25組ほどのご家族と数名のひとり参加の方から参加の申込みをいただいていましたが、残念ながら、雨天中止となってしまいました。

一週間後の5.20(土)に仕切り直しとなり、7家族と2名のひとり参加の方と、参加者は少なめではありましたが、皆さまの働きのおかげであぜ塗りをりっぱに仕上げることができました。(小学校の運動会などで、ご参加いただけなかった方もいらっしゃる模様です。)

以下、簡単に写真にコメントを付けながら、当日の様子をお伝えします。来年度にやってみようと思っていただけますと幸いです。


田んぼの泥を壁に塗り付けていきます。おとなはクワで、こどもは手で。クワは通常と異なった、柄と金具部分を鋭角に付けてあるものを使います。

骨の折れる仕事ですが、皆、黙々と作業しています。

こどもの労力も頼みの綱です。
壁を入念に仕上げていきます。

仕上がりました!

氏が刈りです。

さあて、次は田植えです! 6/10(土)に行います。みなさまのお越しをお待ちしております。 

田植えの実施の詳細は下のリンクにて長池里山クラブのホームページをご参照ください。


記:こじま  2023.6.7

長池里山クラブのホームページへ跳ぶ

5月のさとやま、あぜ塗り開始 2021.5


皆さま、長くご無沙汰しました。元気ですよ、こじまもスタッフのみんなも。

さとやまには田んぼが4枚プラス小さめのが1枚あります。小さめのは春に苗代になり、稲の苗を取り終わると、古代米を植えます。一番低いところにある筑池寄りの田んぼは少し変形で上の3枚より少し小さいです。

この少し小さめの田んぼはここ3年ほど秋葉台小学校の5年生の田んぼの授業の現場となっています。5月に始まる「あぜ塗り」、6月「田植え」、9月「草取り」、10月「稲刈り」、11月「脱穀」と5年生3クラスがやってきて作業していきます。クラブのスタッフが指導員です。

けれども、去年2020年と今年2021年は生徒たちに来てもらうことができません。ことしはオンライン授業で田んぼの作業をまなんでもらうことにしました。田んぼと小学校の教室をつないでの授業です。田んぼの作業に実際に参加するのはスタッフ以外は先生おひとりだけです。

オンライン授業は5月のあぜ塗り作業から始まりました。

まずは、苗代(なわしろ)で稲の苗の育ち具合を見ます。種もみをまいて発芽させ、20センチほどの背丈になるまでこの苗代で育てます。

さて、あぜ塗りを始めました。この体験に使った田んぼは毎年小学校にお貸ししている一番低いところの田んぼではなく、真ん中、上から二枚目です。

小学校の先生がスタッフ先生にやり方を教わっています。手を伸ばして動画を撮っているのは自然館スタッフです。小学校とのコラボ作業は自然館が仲介をなさっていますため、オンライン授業の技術面では自然館におんぶにだっこしていただいています。

先生は初めての作業とのことでなかなかに真剣に取り組んでいます。周りの人がどんな様子かな~とのぞきこんでいます。先生が上手にやれたかどうかは秘~密ですね。

遠景です。なかなか良さげな雰囲気です。小学校の授業はこのあと夏休みを除いて毎月続きます。稲刈りあたりは実際の田んぼで作業できると良いのですけれど…。動画をとおして見ただけでできあがったお米を炊いたご飯を食べても…つまらないと思うよ。


2021.5.18     こじま

畦塗りできた。ピザも焼いた。食べた。

2019年5月11日(土) 


このブログ、文章長いから、読み飛ばしてくださってかまいませんが、一番下に忘れ物の写真があるので、心当たりの方はそこだけは見てくださいね。忘れ物は女性用のめがねです。


完成~ッ、畦塗り! 最高気温27度との予報が出ていた5月の晴れた日、110余名の参加者で里山はにぎわった。大勢が畦塗りに精を出したおかげで、難なくクリアできた…らしい。ひとりひとりは苦労があったことと思う。田んぼで足が抜けなくなったり、ドタッと転んで泥だらけになったり、ぴちゃぴちゃと泥はねしたり。

で、成果は上々! 皆さん、満足いくまで働けましたか?

そのあとのピザ作りも大賑わいでした。90枚ほども作っただろうか。わたしが忙しくて写真を撮れなかったので、ここにお見せできないのが残念です。参加なさった方はご自分の写真はうまく撮れましたでしょうか。

ピザを作るのはおもしろかったですか。味はいかがでしたか。こんなことが困った、こんな点が改善されるといいな、ということはありましたか。 よろしかったら、mail@nagaike.info までお知らせください。

わたしとしては、皆んなの総力で90枚ものピザを作り上げて食べられたのがうれしいです。

例をあげますとね、

朝の9時からピザ準備に集まってくださった方(畦塗り準備も)、

ひとつのボールに4キロもの小麦粉と生地の材料を入れて、力いっぱいこねてくださった方(ゆのきさんとたかざわさん)、強力粉、薄力粉合わせて全部で8キロ使いました。

一方で、焼き窯に火をおこし始めた方、

トッピングの玉ねぎやピーマンを黙々と切ってくださった方、

うんざりするほどたくさんの缶詰類を開けてお皿に分けてくださった方(小学生もいました)、

片や、流し場で使い終わったボールや缶などをどんどん洗って干してくださった方、

作業台をレイアウトしてくださった方、

生地伸ばし板や鉄皿を拭いて運んでくださった方、

      お、今、とら猫が庭を通過した! 野良猫かな。  いや、基い、

つづけます。具材を次々と運んでくださった方、

ずーっと窯の前にいて次々とピザを焼いてくださった方(交代で数人)、これはものすごく暑くなる仕事です。顔が真っ赤になります。「熱くなる」と言った方がより近いかも。

燃料の面倒をみてくださった方、

生地の下に敷くアルミフォイルを適当な大きさに切ってサラダオイルを塗ってひとりひとりに渡してくださった方、

焼きあがったピザを切り分けて、並んだ人に配布してくださった方、

そのほかにも、そのほかにも、いや~~、もういろんな仕事をいろんな人が担当してくださった。後片づけも言うにおよばずです。

他方、具だくさんのみそ汁と、畑で収穫したほうれん草のおひたしを用意してくださった方もいます。

ひとりひとりの仕事がぜん~ぶ合わさって、おいしいピザを食べることができました。ありがとうッ、ありがとうッ!(や、引退コンサートじゃないんだからーーその辺で。) 

  お、また、とら猫が通った。今度はさっきとは反対の方向に歩いて行った。どこへ行くんだ?


さて、さて、忘れ物のめがねです。板の間に置いてありました。プラスチックの髪クリップも落とし物ですが、集合写真のあとで皆さんに尋ねた時はどなたも心当たりがないようでしたから、前から落ちていたのかもしれません。

写真の黒いのはめがねケースです。ついでに写っている「ミニかも」は忘れ物ではありません。一緒に写りに来てしまいました。木製です。

めがねの持ち主、髪クリップの持ち主は mail@nagaike.info までご一報ください。では。


こじま  2019.5.13

畦塗り…2月に雨天中止になったピザ焼きも

2019年5月11日(土)


5月の活動は「田んぼの準備 畦塗り」です。畦塗りは、あぜぬり、とか、くろぬり、と読みます。(と、繰り返し、繰り返し話しています。皆さんに覚えていただこうと。)

田んぼの周囲を田んぼの泥で塗り固める防水作業です。なかなかに骨の折れる作業です。泥だらけになるし。顔にまではねたりするし。

どんな作業するのかな~とお思いの方に写真を2枚お見せします。写真は3年前の畦塗りです。(いつもいつも3年前の話題を持ち出してすまぬ。)すまぬついでにリンクも。2016年5月畦塗り。すてきな仕上がりでしょ!

下の青文字のは文、長靴をはいて田んぼにはいったがために、言い表せないありさまになったというお話し。数年前にさとやまTwitterに投稿した文です。(今はさとやまTwitterやってません。)

でも、長靴で田んぼにはいって何とかやってる人もいます。あくまでもわたしはだめだったという話です。

小一時間作業しただけの田んぼの畔塗り。足を洗う時間を節約するために今回は長靴着用で田んぼにはいった。それが敗因。作業した時間と労力の85%は泥に捕われた長靴を引っこ抜くのに費やされた。で、畔塗りの結果は3mにも満たない。な~にやってんだか。おとといの土曜日の話。(こ)

足にピッタリした田んぼ用の長靴か、地下足袋は最適でしょうけれども、どちらも一般的ではありませんね。わたしは一度ビーチサンダルで入ってみたことがありますが、サンダルはすぐに脱げて見えなくなりました。どっか行った! かかと付きのフィット感のあるサンダルではどうでしょうかしらね。それで、それで、裸足ではいることになります。裸足でも危険ではありませんが、爪の間にはいった泥は2週間たっても落ちません。捨ててもかまわない靴下をはくのが正解かなとは思います。よろしかったら、試行錯誤してみてください。

ところで、小さなお子さんは尻もちをついたり、転んだりすることがありますので、下着を含めて着替えをお持ちになることをおすすめします。小さいお子さんでなくても、泥はそこらじゅうはねますから、場合によっては着替えが役に立つかもしれません。洗濯しても泥は結局は落ちませんので、服装にはご注意ください。間違っても、新しい服は着ないでくださいな。


稲の苗も苗代で育って来ています。(下の写真)

田植えの準備怠りなくせにゃあ。

5/11は畦塗りを午前中に終え、12時頃からピザ作りも始めます。手作り窯で、わたしたちの薪や炭を用いて焼きます。お楽しみに。


(こじ)  2019.5.9

畦塗りはこうやった。みんなの作業

2016年5月14日(土)曇りがちな、まあまあの晴れ空


畦塗り作業では、まず田の畦(壁)の土を鍬(クワ)でくずし、田んぼの泥水と混ぜ、その泥をすくい上げ、畦に塗り付けます。畦からの水漏れを防ぐ目的です。

畦塗りは「あぜぬり」だとか「くろぬり」と読みます。「くろ」とは付近、辺り、そば、きわ、はしっこという意味。わたしが子どもの頃住んでいた所では、端のことを「くろ」と言っていました。(どこでだったか覚えていない。いろいろな所に住んだので。)

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畦の土をくずして、田の水と混ぜます。
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その泥を畦に塗りつけて行きます。鍬でバンバンとたたいて固めるとなお強固になる。
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できあがりました。のどかです。
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大人、子ども、大勢で取り掛かったので、作業は午前中で終わりました。ほとんどの人が始めてやったんだから、不手際があっても許されよ。

お昼ご飯は大鍋で作ったみそ汁。たくさん働いたので、みんなお腹がすいたらしくおかわり続出。午後は大木を倒した桜の製材。10センチほどの厚さの板が数枚できあがった。

6月は田植えだ、だ、だ! 


こじま  2016.5.16

5/14(土)の畦塗り終わったよ~


田んぼの畦塗りには60名弱の人々(ちっちゃ~い子も含めてね)が集まり、予定作業を終えました。大人や大きい子はクワで、小さい子どもたちはスコップを使って泥をすくっては田んぼ壁面に塗り付けていました。

写真があると思うので、あとの記事でご覧いただくことにします。今はちょっと面倒だからまたね。とりあえずは終了の報告です。

ちいっちゃい子は予定通り、服もどろどろで、はて、楽しかったかどうかな。

ちょっとうまく塗れてないところがあったら、スタッフが手直ししてくれます。


こじま  2016.5.15