炭焼き窯の温度 2024.3

2024年3月9日(土)

11月頃から伐採を始め、炭焼き用の長さと大きさに切りそろえ、乾燥させます。

通風孔です。
このようにして煙の温度を測っています。

3/9(土)
12:00 8.9度(外気温16℃)昼
12:40 焚口にて薪に点火
17:00 10.5度(外気温8.3℃)夕方
21:00 32.4度 夜
21:18 29.3度(窯に詰めた炭材が燃え出したため、焚口を閉鎖した。)

3/10(日)
00:00 52度 夜中
07:00 58度 朝
12:00 63.6度 昼
18:00 80.2度 夕方

3/11(月)
00:00 86.8度 夜中
04:00 80度(外気温 -1.2℃)
07:00 81.3度 朝
08:00 144.5度(温度が急に上昇したため、通風孔に石を置く。)
11:00 162度(通風孔の石を取る。)
16:00 216度 夕方
20:00 270度(20:40消防が来る。)夜

3/12(火)
00:00 292度 夜中
01:00 298度(1:10警察が来る。)
05:00 305度 早朝
07:00 324度(窯止め)朝

※消防署には届けを出していますが、通報を受けると、確認しに来ます。脱煙脱臭装置を付けていますが、煙や臭いを完全に取ることはむずかしいです。


窯の上部です。サラサラの土(砂)が盛ってあります。
水蒸気が冷え、滴れた液を漏斗(じょうご)で受けてタンクに溜めます。これが木酢液(もくさくえき)です。

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今日は炭焼き最終日

2017年2月13日


2/11の定例活動日に窯詰めをし焚き始めた炭焼きの最終日です。今は午後3時過ぎ。煙の温度は300度に到達し煙も透明になった。もう少しで窯止めが可能です。昨夜は火事かとの通報があったとのことで、真夜中に警察と消防署が調べに来たとのこと。やれやれです。煙と臭い対策が功を奏してかなり低減されてはいるものの、完璧にはなりません。


こじま  2017.2.13

炭焼き…点火から窯止めまで

2016年4月29日~5月1日
窯 (煙突内) の温度の推移


4/29    12:33     点火 気温20.4℃
4/29    21:20    70℃ 窯口をふさぐ
4/30      7:00    85℃ 気温14℃
4/30    16:00   119℃
4/30    21:00   158℃ 空気孔に差し込んだレンガを大きめのに代える
5/1         1:00   203℃
5/1       10:00   253℃
5/1       18:00   291℃ まもなく窯止め(300℃が目安) 煙が透明になればOK

窯止めとは空気孔をふさぎ、練った土で前面全部をふさぎ、鉄板で覆う作業。窯の中は蒸し焼きとなり、炭ができる。

明るい内に窯止めができることはめったになく、たいていは夜から深夜、翌明け方になることもしばしばある。今回は温度が早めに上昇した。長年の間に煙の出口にこびりついたタールのかたまりを事前に取り除いたため、空気の通りが良くなったのかという憶測。でも、温度が早く上がればそれでOKというわけには行かない。良い炭を作るためにはじっくりと焼き上げることが必要らしい。

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これが長年にこびりついたタールのかたまり。冷え固まった溶岩のようだ。

つづき、竹パンケーキ焼きへ


こじま  2016.4.29

炭焼き…窯詰め

2016年4月29日(金祝)
炭焼き…窯詰め…点火


炭材を詰める

午前10時頃から炭材を窯に詰め始めた。これで3分の1ほども詰まっただろうか。だんだん詰まってくると自分は後退することになる。

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このずんぐりした枝の切れ端は「ナグリ」と呼ばれ、詰めた材と窯の天井や壁とのすき間を埋めるのに使う。窯の中をすき間なく詰めないと材は燃えてしまう。

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12:33 (外気温20.4℃) 点火。窯入り口で薪を焚き続ける。温度が70度くらいになると窯口をふさぐが、数時間かかるので、交代で焚き続ける。

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21:20 70℃。このように耐火煉瓦でふさぐ。番号順に詰めていかないと合わなくなる。下の方に一か所小さめの空気孔を設けておく。始めはカケラ状のれんがを差し込んでいたが、温度が早く上がり過ぎていたようだったので、大きめのこのレンガに替えた。

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目安にする温度は煙の温度。煙突の下部に温度計の測定ロッドが差し込まれている。窯の内部の温度は煙突内の温度よりはるかに高いはず。出始めの煙は真っ白で、モクモクと出てくる。

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この写真の上部に見える四角い覆いの中に煙が入り、排気ダクトに誘導される。結露して垂れてくる液は漏斗で受け、ホースを通してドラム缶に集められる。これが木酢液(もくさくえき)。

つづく。


こじま  2016.4.29

炭焼き…予熱 2016.4

2016年4月28日(木)

明日4/29に行う窯詰めの準備として前日の今日、窯の予熱が行われた。午後1時から2時までの一時間、たっぶりの粗朶が窯にくべられた。粗朶(そだ)とは小枝のこと。

今日の予熱の結果、明日、炭材を窯に詰める時には、窯の中にはいることができるくらいの温度ではあるものの暑い。中で働いていると汗が流れてくる。冬には暖かくて良いとしても、この4月下旬、辛い。



20160428yonetsu

写真のお二方は予熱作業をしてくださった方。クラブ会員にはおなじみの顔と思う。左がYさんで、右がSさん。粗朶を焚く作業を終えて記念撮影と相成った。2時からさらに一時間ほど様子を見たのちの帰宅となる。お疲れさまでした。明日からまたたいへんな作業が始まる。

会員の皆さん、ぜひぜひご参加を。 (竹パンケーキも焼くんだ!)

つづく


こじま  2016.4.28

炭焼きのお知らせ

2016/4/29


長池里山クラブのみなさま

今年2回目の炭焼きを行います。 4月29日(金)に炭焼き窯に材料を詰める「窯詰め」と窯の温度を上昇させるため口炊きを行います。また、炭火焼きの竹パンケーキづくりを行います。皆さまの参加をお待ちしています。

4月29日(金)から5月1日(日)の深夜まで、スタッフが炭焼窯、作業小屋周辺で活動しています。夜も泊りで窯の温度監視をしています。いつでも様子を見にきてください。


2016年4月29日(金祝) 炭焼き

9:30受付開始 10時の活動開始までに受付をお済ませください。
10:00 ~窯詰め
11:00 ~竹パンケーキの準備
11:30 ~ 14:00竹パンケーキ作り
12:00 ~ 13:00集合写真、昼食
13:00 ~ 19:00口焚き
19:00 ~窯の温度監視

雨天でも実施します。

♣ 持ち物
汁物用カット野菜。 各自の椀と箸。 弁当、飲み物。

♥ 服装
軍手、タオル、帽子、汚れても良い服装
窯詰めには、マスク、手ぬぐいなどを用意してください。
雑木林の仕事では、長袖、長ズボンを着用してください。
ナタを使う作業では、皮手袋または滑り止め付きの軍手が必要です。


長池公園自然館 TEL 042-678-4616 にても問い合わせにお答えします。
お問い合わせ:長池里山クラブ  mail@nagaike.info

長池里山クラブ 赤羽 誠


こじま  2016.2

炭を焼いてます

2005年4月29日


午前中、まだ寒い時期に作りためた材を炭焼き窯に詰めました。久しく炭材詰めをしていなかったので、今回窯に入ってみました。きのう、余熱をしたため、窯の中はムッと暑く、しばらくすると汗がポタポタしたたってくるほどです。炭材は隙間なく窯にびっしり詰めればよいわけですが、言うは易し、行うは難し。作業していると、顔はほてり、頭や服は灰や煤の洗礼を受けます。窯の中での作業はかがんだ姿勢を強いられ、暑いので、交代はするものの、詰め終わる頃にはかなりグロッキー。なんでこんなことしてるのかナ、という疑問がわいてくるような来ないような・・・。炭焼きは5月1日まで続きます。ぜひ寄ってみてください。

http://hillwind.way-nifty.com/moonlit_scarecrow/images/chakka_5.jpg

火をつけました。窯の入り口で燃やします。
http://hillwind.way-nifty.com/moonlit_scarecrow/images/chakkago2.jpg
燃やし続けます。http://hillwind.way-nifty.com/moonlit_scarecrow/images/shimeta.jpg

夕方、焚き口を閉じました。一箇所、空気孔があります。
あす4月30日は午前中、作業小屋にてバウムクーヘンのタネを作り、南大沢で開催されていますフラワーフェスティバルの長池里山クラブのブース(場所)で焼きます。2月の活動で焼いた人、また焼いてください。まだ焼いたことのない人、この機会にぜひ焼いてみてください。と言うか、このバウムクーヘン焼き、なかなかにしんどい作業ですので、一人でも多くの方に手伝っていただけたらナ、と思います。昼頃から焼き始めます。作業小屋での作業、南大沢での作業、どちらでも。よろしくお願いします。
 


こじま  2005.4.30

2005年4月 炭焼き


2005年4月29日、午前中、まだ寒い時期に作り溜めた材を炭焼き窯に詰めました。久しく炭材詰めをしていなかったので、今回窯に入ってみました。きのう、予熱をしたので、窯の中はムッと暑く、しばらくすると汗がポタポタしたたってくるほどです。炭材は隙間なく窯にびっしり詰めれば良いわけですが、言うは易し、行うは難し。作業していると、顔はほてり、頭や服は灰や煤まみれになります。窯の中での作業はかがんだ姿勢を強いられ、暑いので、交代はするものの、詰め終わる頃にはかなりグロッキー。なんでこんなことしてるのかナ、という疑問がわいてくるような・・・。炭焼きは5月1日まで続きます。ぜひ寄ってみてください。

火をつけました。窯の入り口で燃やします。 そして、燃やし続けます。 午後6時頃、焚き口を閉じました。一箇所、空気孔として空けてあります。

あす4月30日は午前中、作業小屋にてバウムクーヘンの生地を作り、南大沢で開催されていますフラワーフェスティバルの長池里山クラブのブース(場所です。テントはありません。)で焼きます。2月の活動で焼いた人、また焼いてください。まだ焼いたことのない人、この機会にぜひ焼いてみてください。このバウムクーヘン焼き、なかなかにしんどい作業ですので、一人でも多くの方に手伝っていただけたらな、と思います。昼頃から焼き始めます。作業小屋での作業、南大沢での作業、どちらでも。よろしくお願いします。 


こじま  2005.4.29