2025年10月4日(土)
10月の月例活動では第3週の土曜日に稲刈りを行ないます。稲を刈ると稲を干すための物干し台がいります。それを臨時活動として二週間前の土曜日10/4に作りました。この日は同時にさつまいもを収穫する日です。再来週の稲刈りの時のおつゆの具になります。
お米はかなり実っています。けれども、よーく見ると、粒のふくらみ具合は今一つの感じがしました。丸々と膨らんでいるほうが良いですね。稲刈りまでにもうちょっと太ってもらいたいもんです。

稲の苗を育てる時に種である籾を苗代に蒔きます。クラブでは古代米、もち米、うるち米の三種類を作っていて、それらの籾を蒔く場所を分けています。けれども、けれども、です。なぜか混ざってしまいます。
この下の写真でごらんになれますか? 黒くて背の高い稲穂が見えますか? これは古代米です。うるち米やもち米の穂の波から飛び出して成長しています。
!!どうして、こうなったん? 厳密に区別しているつもりなんやが。

さて、今日の作業のひとつはさつまいも掘りです。小さい子どもたちがメインキャストです。この日は小学校前の子どもが7名、小学生1名、スタッフを含めた総参加者は31名でした。
さつまいも掘りの前にまず落花生を収穫しました。この下の写真です。

ピーナッツを日本語で落花生ということはほとんどの人がご存じと思います。昭和生まれのわたしは南京豆(ナンキンマメ)という呼び名も知っています。日本へは中国から伝わったからでしょうね。殻付きを落花生と呼び、殻から取り出したものや塩で炒ったものをピーナッツと呼ぶ人もいるようです。
受け売りの蘊蓄(うんちく)つづきます。原産地は南アメリカ大陸で、ペルーのリマ近郊の紀元前2500年前の遺跡から大量の殻が出土したとのこと。やがて、メキシコ、カリブ海の島々と北上し、大航海時代を迎えてポルトガルなどヨーロッパに渡ったものの、ほかの豆類が茎から伸びる豆の鞘(さや)の中にできるのに対して、地中に潜るタイプの落花生は”妙な”食べ物だと思われた上に気候も適していなかったのか、たいして栽培されなかったのだとか。
16世紀より始まった大西洋を挟んでの三国貿易、ヨーロッパからアフリカ大陸西海岸へ武器を運び、そこからアメリカ大陸/カリブ海地域へ奴隷を連れて行き、その対価としてヨーロッパは綿花や砂糖、たばこなどの品物を受け取りました。その中に落花生もあったとの話です。
で、で、落花生の鞘は土の中にあるとばかり思っていました。掘り上げるのだと。ところがです、違うのです。葉っぱや茎をどさーッと持ち上げると、何とその裏側にくっついているではありませんか! 下の写真をごらんください、これ、このとおり。

あとで塩茹でにして食べました。美味~。

さてさて、メインのさつまいも掘りです。葉っぱや茎を取りのぞいてから掘ります。
さつまいもの蘊蓄はなしとしますかね。そのほうが良いですね。

まずはお芋のありそうな箇所の周りにスコップでさぐりを入れます。そうしてから、手で土を除いていきます。


あ、やっちまったぜ!
スコップでお芋をぶち割ってしまった。


残念ですが、できは良いとは言えません。細いです、小さいです。大きいのを掘り上げた子どもは大満足、大得意ですが、今年は小満足、小得意に終わったかもしれません。
掘り上げたさつまいもはきょうは食べません。次の稲刈りのときにおつゆの具になるか、たくさんあれば蒸かします。
同時進行で広場では稲掛け作りが始まっています。鉄パイプは非常に重いです。ヘルメットは必需品です。

綿密な設計書に従って作業が進められます。過去のさまざまな失敗から学び、完璧な設計書が作られました。

完成しました。内側からも写真を撮りました。立ち入るととても危険なため、赤のパイロンとトラロープで囲います。このあと「はいったらだめじゃぞ! あぶないぞ!」という札も下げます。


以前は里山クラブでも稲掛けは竹や木製の棒で作っていましたが、金属パイプに変えてから久しいです。安定の稲掛けができあがります。
下の写真はさつまいもを掘ったあとの光景です。何となくの寂寥感がただよいます。次にここになにか植えられるまで休憩です。

こじま 2025.10.4
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