今年もふうの実の花炭をやってみた

2020年2月


ふうの実の花炭毎年2月の炭焼きの時、コナル広場でたき火をして夏の案山子の残骸や薪にならない木の枝などを燃やします。その火(=灰)を利用して花炭を作ります。

花炭とはドングリ、松ぼっくり、栗などの木の実や、果物、野菜などを炭化し、インテリアの飾りにするものです。元々は茶室の飾りとして用いられたと聞いています。

真っ黒こげにして何がいいの? と思われる方もいらっしゃるでしょうが、完成品を見れば考えが変わるかもしれません。この「黒」を見ていると引き込まれます。

わたしは作品自体に興味がありますが、いかに美しく作るかということにより興味を抱く人もいます。中身は缶に詰めて、針金で缶をしっかりしばって灰に埋めますが、缶の大きさに比して中身が少ないと缶の中の空気が多く、中身が燃えてしまい、結果は「灰だけ」となってしまいます。

また、時間を長く焼き過ぎると形がくずれてしまいます。加減が難しいです。殊に、果物や野菜は水分が多いので、うまく作るのはたいへん難しいです。

焼きあがって缶を開ける時は緊張します。できてるかな~。どうなったかな~。あら~、けっこうできてるじゃん、などなど。

一枚目の写真は、2019年2月に作った作品です。手前の右の仕切りにはいっているのができあがったものです。「アメリカふうの実」と言います。とあるところで拾ってきました。手前の左側の仕切りにはいっているのは同じふうの実の焼かれる前の姿です。炭になるとひとまわり小さくなります。ふうの実のイガイガがきれいに残っています。成功作品と言えるでしょう。

さて、二枚目の写真は今年2020年2月に作ったものです。ふうの実以外に松ぼっくりや枝もあります。今回は焼き過ぎたようです。形がくずれてしまったものが多いです。残念でした。

でも、ま、これに懲りずに来年もやります! 一年の間、四角い缶を取っておく、中身になりそうなものを集めておくが宿題です。来年2月には皆さんもやってみてくださいませ。 


こじま  2020.2.8

コナルのものたち…制作者のことば

What inspired him to create the Conals?


広場でオブジェを作っていると、森から降りてきた散歩の人たちが「ほおぅ!」と言う。無視や気が付かない人もいる。子供たちが来ると顔が緩み楽しい笑顔になり、時には「キャー!」と奇声があがる。

制作者にとっては、それがうれしくて作るのに精が出る。


ある日、「これはフクロウですよね。」と言われ、あとで耳をつけた。
また、「うわー!ライオンだ」という叫び声を聞き、頭の周りにシュロの量を増やしたりした。


まあ得体のわからない森の生き物でも、森の守護神でも妖精でも何でもいいのだが、それぞれの年月を生きてきた樹や枝の特性が異なるので、それを生かしたらこうなったのである。


201603konal


青木さんによると、材を選びに炭焼き小屋の材置き場に行くと、目が合ってしまうものがあり、頭に乗せる材を見つけに山へ入ると、これまた呼びかけてくるのがあるのだと言う。(こじ)


From Mr. Aoki, the artist who animated the wood figures:



こじま  2016.4.28

コナルたちを知ってる? Do you know the Conals?

2016年3月12日


人? 動物? 森の住人? コナルの広場には大勢の彼らがいる。
森や畑を見守っているのか、それとも、彼らはそんなことにはとんちゃくせず、自分たちの会合を開いているのか。不思議なものたちだ。

ライオン、すっとぼけ、意地悪ぎつね、千手観音。広場の一辺に整列している。昼間に見れば愛嬌のあるものたちも夜になれば何をしていることか。

  

誰が作ったのだろうと思っていた人もあることだろう。内緒の話だけど、制作者はクラブの仲間で画家の青木さん。何年にも渡って彼らを誕生させて来た。今一度、まじまじと見てもらいたい。

つづく

Do you know the Conal’s Square?  About fifteen of wooden statues are standing next to each other there. Are they living things or spirits of the forest?  Are they gods and goddesses guarding our fields and woods? Or are they just holding a meeting about their own matters?  They look cute before dark, but I suspect that they are suspiciously loitering around there at night.

(Continue to my other blog article, “What inspired him to create the Conals?”  Mr. Aoki who made the figures is talking about his thought.)

The Conal Clearing is located at Nagaike Park, Hachioji City, Tokyo.


こじま  2016.3.12