2025年3月8日(土)
強風のせいで2月に実施できなかった花炭をおこないました。
まず初めに焚き火を作ります。盛大に燃やします。

缶に材料を詰め、蓋をして、針金で十字にしばります。火にくべたり、取り出したりするときに棒で引っ掛けることができるように針金で輪っかを作ります。この写真では四つ葉のクローバーのように作っていますが、輪はひとつでも大丈夫です。
四角の缶のほうが十字にしばりやすいのですが、丸い缶でもできます。蓋の端をトントンと叩いてくぼませればそこに針金をひっかけることができるからです。
材料はできるだけぎっしりと詰めます。空間があるということは空気があるということですから、材料は炭にならずに燃えて灰になってしまいます。蓋を開けてみたら、アレ、どこ行ったの?は悲惨です。

熾火に缶をくべて行きます。熾火が灰になったら、その灰を缶にかぶせます。1時間半ほども過熱することになるでしょうか。違っていたら、あとで訂正しますね。
今回は缶が10個ほどでした。

もうそろそろできたかな~ということで、缶を熾きから取り出し、バケツの水を掛けて冷まします。

この下へどんどん、花炭のできあがり写真をごらんください。このすぐ下の写真ではさまざまな木の実が見られます。

拡大写真です。おもしろい。

開けた瞬間です! 緊張のひととき! たいていの場合、「わーッ」という歓声が上がります。

丸い実がぎっしりです。とても良くできています。

アメリカふうの実です。とても美しくできあがりますが、そーッとつままないと、細いイガイガがすぐにこわれてしまいます。


どんぐりと栗ルーム。

いろいろだあー! ネジネジのマカロニ、竹、レンコンが見えます。





今年の花炭で特異だったことは、ゴールドと青い部分ができたことです。長年、花炭を見ていますが、初めです。3月の「活動レポート」に青くなった原因について触れていますよ。クリックして除いてみてください。
どれもとても良くできています。ガラス瓶に入れたり、飾り棚に飾ったり、さまざまに楽しんでください。また、次の機会には違う材料を入れてそれぞれの出来具合を楽しんでくださいね。
最後はアップの写真でごらんください。左のゴールドの実は何でしょう。右のは椿の実かなと思います。青くなっています。きれいですね。

締めは同じく特大写真です。松ぼっくりですね。黒ですが、光の当たり具合によっては、このようにシルバーに見えます。魅力的です。

こじま 2025.3.31
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