2022年3月12日(土)
炭焼きの材の窯詰め(かまづめ)、じゃがいもの植付け、シイタケとナメコ菌の駒打ち(ブログ記事その2)
今回は3/12の作業の内、じゃがいもの植付けと、シイタケ/ナメコ菌の駒打ちについて写真を数枚ごらんくださいませ。
畑にはスタッフがあらかじめ堀った溝があります。そこに等間隔に種ジャガイモを置いていきます。間隔は竹棒を置いて測りますね。下の写真では作業が順調に進んでいます。
種イモを置いたら、イモとイモの間に肥料を置いていきます。
竹筒のカップが肥料の計量カップみたいなもんです。ほどほどの量ということで、何ccと決まっているわけではありません。
畑の風景。じゃがいも畑は手前の右のほう。写ってませんね。ぼけぼけの花はホトケノザかな。花に焦点を当てようとしたのですが、うまく行かなかったので、畑と景色を撮ったことにしました。
この日の午後の作業予定はシイタケとナメコ菌の駒打ちです。駒打ち、はて、それはなんじゃいな? かもしれません。キノコ菌が何かおが屑のような材料に混ぜられて小さな円柱に似た形に成型されています。この円柱形は「駒」と呼ばれます。円柱は直径1センチ? 長さ2センチ? の大きさです。これは専門店から購入します。
上の写真では、ほだ木にドリルで穴をあけています。大人の担当作業です。
次の作業はこどもが担当します。あけた穴に駒を差し込んで、木づちでたたきます。トントントン…トントントン、です。
こどもたちもチームの一員になれる楽しい作業です。でも、きのこが生えてきて食べられるようになるまでには早くて一年半かかります。3月に駒打ちをしたら、二回目の秋、つまり翌年の秋にやっと食べられます。こどもは、自分が仕込んだキノコを食べる頃までにはそんな仕事のことは忘れてしまっているかもしれませんね。で、以前に誰かがトントンしたシイタケやナメコを収穫して食べることになります。
上の駒打ち作業の写真は、午前中でお帰りになる方のために「試し」に行った駒打ちの様子です。午後にはたくさんのほだ木が待っています。これ、このとおり!
(こじま) 2022.3.19