● 熾き(おき)を早めに作る
花炭用の火は遅くとも午前9時30分には着火し、早めに熾き(おき)を作るようにする。
● 熾き(おき)の規模を大きくする
今回は規模が小さかったため、火力が弱かったもよう。焚き火の大きさは繭玉焼き時と同等の規模があると良い。
缶を持ってきていないが花炭を作りたいという人を含め、花炭参加者が8家族あった。ひと家族で複数の缶を持参していたため、焼いた缶は合計25缶以上となった。
● 巻きやすい太さの針金の準備が必要
今回(2024年2月)使った針金は花炭用には太すぎてきっちり巻けず、きつく締めると切れてしまったり、熾きに入れると熱で切れてしまうものが見られた。また、途中で針金がなくなり、縛れなかった缶もあったため、針金の量を十分用意する必要がある。
● 缶は平たい四角が適している、丸い缶は不向き
楕円形や円柱の缶は縛るのが難しいので、次回からは四角の缶に限定したほうが良い。一番良いのは平たい四角の缶。縛りやすく、熾きに入れた時も熱が回りやすい。四角い缶は針金が切れても石で重しにすることができる。
● 平らな材料は缶の底に置く
ビスケットのように平たい物は缶の底に入れたら良い。今回、詰めた上にビスケットを入れたところ、焼き上がりが平らではなく曲がってしまった。
今回、仕上がりが良かったのはモミジバフウの実だった。どんぐりは外側が割れてしまった。隙間を埋めるためにもみ殻を入れてみたが、火力が弱かったせいか生焼けのものができてしまった。次回よりもみ殻は入れないほうが良い。
早乙女 こじま(編集)2024.2.13