あきれるほどの種類を食べた…野草の天ぷら

2019年4月


2019年4月の長池里山クラブの月例活動日、活動オリエンテーションと苗代を準備する日、お天気が良く、90名以上の参加者でにぎわった。4月にしては参加者が多い。みそ汁は大鍋のふち、ぎりぎりまで量を増やした。みんな満足行くまで食べた様子、良かった。

今日のテーマは野草の天ぷら。19種類も揚げた。同時に3人3台のカセットコンロで揚げる。ちょっとたいへんな仕事だけど、やってくれる人がいる。感謝。

衣は軽く、サクッ サクッ! うんまい! 草の味だ!

下に書いた野草は今回食べた種類。ひとりの人が全種類食べられたわけじゃないけど。毎年のおなじみさん野草もあれば、今回お初~というのもあります。今回食べた中で印象的だったのは、くるみの葉。どことなく濃厚な味だった(気がした。) つくしはほんのちょっぴりしか採れなかったし、柿の葉はまだとても小さかった。

19種類もあったんだけど、2016年4月の記事の食べた野草リストを見たら、今回なかったものが2種類ある。たらの芽とこごみ。ま、昨今、たらの芽にはめったにお目にかかれないね。どんどん採られてなくなってしまっている。(後日譚:こごみは2,3個採れて、食べた人もいるのだとか。食べたのは誰だろうね。)

にらはりぎりぎぼうし
ふきたんぽぽかんぞう
すみれいたどりにわとこ
あけびあかざクレソン
のびるすぎなくるみの葉
おおしまざくらつくしみつばつつじ
はこべ以上19種類

天ぷらばかりでは油っぽくて飽きるし、揚げる量も多くてたいへんなので、次回は、ぎぼうし、かんぞう、クレソンなど、葉っぱがかさばるのはおひたしか、ごま和えにすると良いねというアドバイスあり。

最後の写真は、こ~れ~。

♪すじ~のとおった、ふ~~き。

茎を食べるんじゃなくて、はっぱね。

おしまい。


こじま  2019.4.13

何種類の野草を食べたんだ?

2016年4月9日(土)
オリエンテーション 苗代準備 野草の天ぷら 草餅 炭出しと盛りだくさん


4月から新しい活動年度が始まった。70余名の参加、多くの人がお越しになった。

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天ぷらにして食べたのは、

・つくし(土筆)・たらの芽(楤芽)・みつばつつじ(三つ葉躑躅)
・はりぎり(針桐)・のびる(野蒜)・にわとこ(庭常、接骨木とも)
・たんぽぽ(蒲公英)・あけびの蔓(木通)・こごみ(屈:くさそてつの若芽)
・かんぞう(甘草)・ふき(蕗)

(こじ)…と、てんこ盛り。天ぷらを揚げる役を交代しながら...初めて揚げてみる人もあり、なかなかに楽しんでいた。よもぎ(蓬)も摘んで草餅を作った。春の味覚満載だよ。

稲の苗を育てるための苗代を準備した。見事に仕上がったね。このあと種もみを蒔き、カモに食べられないように保護しながら、6月の田植えまで育てる。


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2月に焼いた炭を窯から出した。282キロの出来高。次の炭焼きは4月29日(昭和の日)に炭材を窯に詰めて点火する作業を行なう。炭焼きを終えるにはそれから三日も四日もかかる。

1960年代に家庭の燃料は炭、薪から灯油、ガスに代わって行った。今では昔ながらの炭焼きをする人もいない。木を切り薪や炭にして燃料として用い、雑木林を再び育てる里山の循環のしくみを身近に知るのもいいと思う。
皆さんのご参加を願う。


こじま  2016.4.9