苗代ではどれくらい育っているか! 2022.5

5月28日の苗代です。大変よく生育しています。代掻き(しろかき)を終えた田んぼには早くも、親子のカモが来ました。

柚木


5月3日に籾(もみ)をまきました。その時の様子はこちらの写真をごらんください。3週間ほどで上の写真のように育ちました。6/11の田植えまでの二週間ほどにあとどれくらい育つでしょうか。

こじま


カシナガトラップ設置 2022.5


赤羽です。

昨日(5/26)、製作したカシナガトラップを第8地区(梅林の隣)に1組3本を設置しました。トラップ1本にペットボトル30個使用して、1年がかりでペットボトルを90本集めて、製作したものです。

下部の補虫部にアルコールを入れて、この中にカシノナガキクイムシ(カシナガ)が入ってきます。このカシナガトラップの設置は、ナラ枯れを防除するというよりは、カシナガがどのくらい飛んでいるかを見るためのものです。6月と7月でどのくらいカシナガが入るかカウントしてみます。

昨年、同様のトラップを多摩市立豊ヶ丘小に2組設置したところ、約2か月間で5354匹をカウントしました。

2022.5.26

えッ、5000匹以上数えたって!?
WEB上に見つけた記録では、ある程度の量(虫の数)の重さを計って全体量を推計したと書いてありました。なるほど。それは10万単位の数でしたから、当然と言えば当然ですね。

こじま


5/31に赤羽さんがカシナガトラップの捕獲状況を確認に行って撮影した写真2枚です。


6/11日(土)の田植えの後に数人の会員でカシナガトラップを見に行きました。この写真が収穫物のカシノナガキクイムシです。エタノールにひたっていたとかで、臭いがプンプンしました。(上の写真参照)何匹をカウントしたのかは報告待ちです。佃煮か、ふりかけみたいに見えますけど、このままでは食べられたものじゃないでしょうね。甘辛に煮たらどうだかわかりませんが……。 こじま 2022.6.13


長池里山クラブのホームページへ跳ぶ

籾振り(もみふり) 2022.5


柚木です。

6月の田植えに向けて本日籾振りをしました。右側手前が古代米、その先がモチ米、左側がうるち米です。6月の田植えの頃には15センチ前後の苗が立派に育っているはずです! 少し、籾を厚く(多く)蒔きすぎていると感じておりますが、苗が少ないと困りますので。それにしても多いかな?

畔の草刈りや畔塗、代掻きと続きます。その後、畔塗、代掻きですが、畔が相当痛んでおりますので、今年は思い切り厚く塗ってもらいます。みんなでたっぷり汗をかく作業をよろしくお願いします。

2022年5月3日 苗代に籾振りをした。
2022年5月3日 籾を蒔いたあと、覆いを掛けた。芽が出て、田植えに適した高さに成長するのを待つ。

こじまです。

以下にお見せするのは2020年5月の写真です。このときはコロナ禍で月例活動が中止となりました。

これは苗代に蒔いた籾(もみ)が発芽して育ちつつあるようすです。覆いを取りました。田植えまでにもう少し伸びてもらわなければなりません。苗代は「なわしろ」と読んだり、「なえしろ」と読んだり。

この年はスタッフのみで畔塗りを終えました。田んぼは4枚ほどあります。大きな田んぼではないとは言え、たいへんです。畔塗りは「あぜぬり」と読んだり、「くろぬり」と読んだり。

仕上がり具合はこんな感じです(下の写真)。壁面がぴかぴか、てらてらになるように固めると、くずれにくく、水漏れしない鉄壁のあぜになるようですが(水も漏らさずです)、労力が要りますね。

畔塗りは田んぼの作業としては、田植えや稲刈りのように脚光を浴びることもなく、地味な仕事です。そんな作業があるとは知らなかったという声もありそうです。でも、稲の成長に必要な十分な水を保つのにあぜ塗りは重要なんです。

今年2022年5月の活動では、皆さまにこれに挑戦してもらおう!と思います! 達成感のある作業です。ぜひ、ご参加ください。

さて、皆さまに服装と履物のご注意です。活動案内に記されていることと同じです。田んぼの泥は洗濯しても落ちません。サヨナラしても惜しくない服装でお越しください。表面がツルツル素材の上衣は洗い流せるので、適しているのかなとは思います。小さい子どもは尻餅をつくことが多いので、下着まで着替えがあると良さそうです。

手はゴム手袋をすると良いのかなと思いますが、蒸れて汗をかきますから、軍手もよいと思います(滑り止めの付いたやつ)。軍手の中に泥ははいりますけれど、素手よりははるかに良いです。爪の中に泥がはいるとやっかいですから。

足元は、足にピッタリフィットするゴム長靴が適していると思います。ホームセンターで売っているようです。でも、わざわざ買うこともないので、いらない靴下をはいて作業できます。泥ははいりますが、やはり素足より泥汚れが少なくて済みます。でも、素足でもかまいませんよ。泥の感触はなかなか経験できないもんですから。(普通のタイプのゴム長靴は泥に足を捕られがちですけど、それもありです。)

以上、田んぼにはいって来た経験からのアドバイスです。(と言うものの、ここ数年は全く田んぼにはいらなくなってしまいました。)皆さまでそれぞれよろしいようにお考えになってお仕度をお願いします。

おしまい。


こじま 2022.5.5

じゃがいも植付け・シイタケ駒打ち 2022.3

2022年3月12日(土)
炭焼きの材の窯詰め(かまづめ)、じゃがいもの植付け、シイタケとナメコ菌の駒打ち(ブログ記事その2)

今回は3/12の作業の内、じゃがいもの植付けと、シイタケ/ナメコ菌の駒打ちについて写真を数枚ごらんくださいませ。

畑にはスタッフがあらかじめ堀った溝があります。そこに等間隔に種ジャガイモを置いていきます。間隔は竹棒を置いて測りますね。下の写真では作業が順調に進んでいます。

種イモを置いたら、イモとイモの間に肥料を置いていきます。

竹筒のカップが肥料の計量カップみたいなもんです。ほどほどの量ということで、何ccと決まっているわけではありません。

畑の風景。じゃがいも畑は手前の右のほう。写ってませんね。ぼけぼけの花はホトケノザかな。花に焦点を当てようとしたのですが、うまく行かなかったので、畑と景色を撮ったことにしました。

この日の午後の作業予定はシイタケとナメコ菌の駒打ちです。駒打ち、はて、それはなんじゃいな? かもしれません。キノコ菌が何かおが屑のような材料に混ぜられて小さな円柱に似た形に成型されています。この円柱形は「駒」と呼ばれます。円柱は直径1センチ? 長さ2センチ? の大きさです。これは専門店から購入します。

上の写真では、ほだ木にドリルで穴をあけています。大人の担当作業です。

次の作業はこどもが担当します。あけた穴に駒を差し込んで、木づちでたたきます。トントントン…トントントン、です。

こどもたちもチームの一員になれる楽しい作業です。でも、きのこが生えてきて食べられるようになるまでには早くて一年半かかります。3月に駒打ちをしたら、二回目の秋、つまり翌年の秋にやっと食べられます。こどもは、自分が仕込んだキノコを食べる頃までにはそんな仕事のことは忘れてしまっているかもしれませんね。で、以前に誰かがトントンしたシイタケやナメコを収穫して食べることになります。

上の駒打ち作業の写真は、午前中でお帰りになる方のために「試し」に行った駒打ちの様子です。午後にはたくさんのほだ木が待っています。これ、このとおり!


(こじま) 2022.3.19

花炭とは何だろう! 2022.3

2022年3月12日(土)
炭焼きの材の窯詰め(かまづめ)、じゃがいもの植付け、シイタケとナメコ菌の駒打ち

この日の里山活動は、上のとおり、盛りだくさんのメニューでした。その盛りだくさんに加えて、花炭(はなずみ)も作りました。(焼きました、というべきか。)

この記事では、3/12に作った花炭についてお話しします。

物は燃やすと、最後には灰になってしまいますね。けれども、それは酸素が供給された場合のことで、酸素を遮断すると物は炭になります。(ということのようです。)炭はそのようにして作られます。

それと同じことを炭材だけでなく、ほかの物で作ってみようというのがわたしたちの「花炭プロジェクト」です。わたしたちの、と言っても、我々のオリジナルというわけではありません。茶席の飾りに用いられてきた伝統ある工芸です。

物体が真っ黒になってなにが面白い? どこが風流? とお思いの向きもあるだろうとは思います。まあ、そうなんですけど、花炭作りの面白さは、形が元のままで炭になるだろうか、燃えて灰になってしまわないだろうか、反対に焼きが足りなくて炭にならないんじゃないだろうか、という心配を乗り越えて成功したときの喜びと、意外な物が意外に素晴らしい炭になったりする驚きにあります。また、じっと見ていると吸い込まれるような黒、深みのある黒を実現することもすてきな経験です。

口上はこれくらいで、できあがった花炭をごらんくださいませ。

これは上々の出来! 上から順に栗のイガ、まつぼっくり、右角に見えるのはセミの抜け殻か。中央は細長いタイプのカサ、左側はアメリカふうの実。それから、マカロニかな。

今回初めて知ったのは、こんなふうにマカロニを下に敷くと、上に載せた物とくっついて一体型の花炭ができあがるということです。スタッフのさおとめさんいわく、ひとつずつ単体に仕上げたいときはアルミ箔にひとつひとつを包むと良いだろうとのことです。来年はそうしてみる? でも、一体型を作りたいときはこの方法で。

これもとてもおもしろくできあがりましたね。文字の浮き出たビスケットが秀逸です。まつぼっくり、アメリカふうの実、レンコン、小枝、オクラ、ねじねじマカロニなどなどが見えますね。左のはっぱのすぐ上に見えるのはセミの抜け殻でしょうか。きれいに仕あがっています。

栗のイガがきれいに焼けています。ここでもまつぼっくり、アメリカふうの実が見えます。独楽ようの形は何の実だったでしょうか。わたしはこれがとても好きです。イガの針はとても繊細で、触るときは指先に細心のやさしさが必要です。

引き続き、何枚かごらんください。どれもとても良く焼けています。入れる材料、缶の大きさと入れる物の量のバランス、そして、焼く時間の長さが仕上がり具合に影響するようです。今年は大成功と言えます。毎年こううまくはいかないかもしれませんよ。

写真では、光が当たる加減で黒く見えたり、銀色に光ったり、ベージュ色に見えたりします。

これは細い竹を輪切りにしたものです。太めの輪切りはペン立て、スプーン立てに使えます。花瓶にも使えるかもしれませんが、水を入れると染み出てくるかもしれない。

細いのは何に使いましょうか。お酒飲んでみる? 後ろに見える缶は焼いた後です。焼いている間に缶の蓋がはずれないように針金で十文字にしばりますから、四角の缶のほうが縛りやすいのですが、普通は丸い缶のほうが多いかもしれません。丸缶のときは蓋にくぼみを付けて針金が滑り落ちないようにして使います。

缶はどんなところで焼くのかな、という疑問をお持ちの方にはこの写真が答えです。焚き火の灰に缶を埋め、1時間半から2時間ほど焼き続けます。上の写真は6つほどあった缶をすべて取り出した空寝床です。

で、できあがった花炭はどうする? という疑問も出てきますね。わたしはハンカチやレース編みに乗せたり、カゴに入れたりして、棚の上などに飾っています。ただ、長い間にはホコリが付くこともあり、その際、毛バタキなどでパッパッと払うわけにもいかず(こわれやすいので)、少々困惑します。

ちょっと興味を持たれた方、いらっしゃいますか?! 来年は作ってみませんか!


最後にひとつ、思い出したこと:
もう何年も前のこと、東松山市に住む親せきから聞いた話。近所にある市民センターに陶芸教室があり、焼窯が備わっていたとのことです。ある時、窯が原因で夜に火事になったよし。翌日行ってみると、部屋の中が炭になっていたと。家具なども炭に。えーっ、それはスゴイ! 見ものだっただろうな。よほど密閉された建物だったのか。


(こじま) 2022.3.14

まつぼっくりで作った(昔の作品)

なんと、15年も前のこと(2006年12月)。12月の里山活動は例年餅つき。その餅つきと並行して行ったのがまつぼっくりを使ったクリスマスツリー作りだった。

子どもやおとな何人もの人があれこれを作って楽しんだ。30個近くもできあがっただろうか。それぞれ個性的で、全体をまとまって眺めれば統一されていて、素晴らしい! 写真が6枚残っていたので、眺めてみてください。

2006/12/10 11:34
2006/12/10 11:37
2006/12/10 11:36
2006/12/10 14:32
2006/12/10 13:18
2006/12/10 13:19

当時は写真を撮ったケータイの画質も今ほど良くはなかったし、ウェブに上げるにも画像はかなり小さいサイズにしたため、今見る写真は全く鮮明でないのが残念。

でも、写真が残っているのかどうかも不明だったのに、偶然見つけただけでもめっけもの。


(こじま) 2021.11.19

スウェーデントーチやってみた 2021.10

10月9日(土)の午後の活動はチェーンソー講習会とその中でのスウェーデントーチの製作・点火だった。チェーンソー講習会を実施するのは、来年2月に行う炭焼きに向けて11月から樹木の伐採を始めるために、その作業にひとりでも多くの人に参加していただきたいからです。

ところで、「炭焼き」と言いはしたけれど、炭を生産してバーベキュー用などに頒布していくのがわたしたちの目的ではありません。(もちろん炭の代金として活動支援金をいただくのは大助かりです。)

わたしたちの活動は、長池公園の雑木林の木々が大きくなりすぎて林が荒れてしまうのを防ぎながら、「里山」という循環型社会を再現しようという目論見の元におこなっています。そのために、冬は木を伐り、炭焼きをします。木は切られると、切株から新しい芽が息吹き、新世代の木へと成長します。十年ほどののち、その木がまた切られます。木は成長過程で二酸化炭素を吸収したのち伐採され、炭や薪になって燃料として燃やされる時に放出します。切株から萌芽し、木は再び成長します。こうして、かつての里山は自然にとっても人間の営みにとっても循環型システムそのものでした。


さて、そのくらいにしておいて…。まずは、チェーンソー講習会の話から。チェーンソーは全く初めてという方おふたりと、経験あるよというスタッフの参加で講習が始められました。

この下の写真、オレンジ色と黒のツートンカラーの上下防護スーツを着て丸太切りをしているのが今回の講師です。皆さん多分ご存じの高橋さん。ちなみに、この皆さんの足の部分を覆っている赤いものは防護用の前当てです。ほんとの名前は何というのでしょうね。前当ては分厚くて、中には金属繊維がはいっていると聞きました。万が一チェーンソーが触れても、チェーンに金属繊維がからまって機械が止まる仕掛けだそうです。危険な道具だから、そこのとこ、大事ですね。

耳に当てているのはイヤーマフ、音が大きいので、耳を保護する役目と、中にインターコムを組み込んであるため、大きな音がしていても複数人が互いに会話できるという仕掛けのようです…たぶん…合ってるかどうか。チェーンソーがフル回転して大音響の時は、後ろから声をかけても本人には聞こえないため危険です。それを避けることができます…たぶん。

そして、前面ガード付きのヘルメットをかむります。必需品。伐採の時は木が倒れます。太い枝が落ちてきます。頭を護るのは当然ですね。


次の写真です。講師の次に丸太切りをおこなうのは、今回が初めてという受講生です。すっごい緊張です。チェーンソーはフル回転させて丸太に当てていくのですけど、初めての時はなかなかにためらったりしがちです。(ためらうのが良くないのかな…と思ったりします。)

切断面が真ったいらにならなかったり、丸太が斜めに切れたりということは最初はしかたがないですよね。

チェーンソーの向こう側に立っている方のズボン前当てが飛び散る木粉のせいでぼやけて見えます。

次に切るのはもうひとりの受講生。同じく緊張~!

二、三枚丸太切りをしてチェーンソーに少し慣れたのちに今日の最終目的のスウェーデントーチの製作に取り掛かります。丸太の直径が大きくないので、六等分することにしました。どの線で切るかというガイド板が用意されています。丸太と板はビス止めをして、丸太は固定され、切りやすくなるというわけです。右側のは完成品。見本です。

この下の2枚の写真は受講生チャレンジ。うまくいっています。チョークで横に引いた線のところまで切り込みます。見ていた限りでは、輪切りにするよりも縦に切り込むほうが木の性質が異なっていて難しいようでした。

さてさて……一直線に置いて。

正確には分からないけれど、手前から三つまでは本日切った丸太、奥の三つは夏より前に切った丸太とのことです。前に切ったほうのが当然乾燥度が高く燃えやすいということになります。

以下、ただただ眺めてみてください。何も付け加えることはなさそうです。

いや~、すてきでしたね。写真では、闇に浮かぶ灯の雰囲気は味わえない、木が燃える匂いもしない、なので、次回は皆さんもぜひ参加してください。

トーチはこの太さで2時間ほども燃えるのでしょうか。講習会参加者は燃えている間、チェーンソーのソーの目立て作業があります。それも欠かせない作業です。わたしとしては、では、おいとま~。


こじま  2021.10.11

稲は実ってる? 2021.10

稲刈りは10月と相場は決まっているけれど、長池さとやまの稲の実入りはあと少しかな。様子を見てみよう。

穂が黒っぽいのは古代米。ミネラルが豊富、栄養価が高いと聞いています。白いお米に混ぜて炊くとご飯全体が紫色に染まります。

次はうるち米。見慣れた穂。かなり垂れてる。

後日追記: 間違った。これはうるち米ではなく、もち米だと思う。見た目は似てる。

さらに、ズームアップ

粒は少しふくらんできてるけど、もうちょっとだね。

田んぼ全景ですよ~。緑がかったこがね色。


畑の一角も見てみよう。

これは何だかわかる? そ、日がさ。

や、さといもの葉っぱです。

さといも畑全景

キバナコスモスの向こうに透かしてみた。さといも畑はぼやっと。

どう? 田んぼと畑の一部をごらんいただきました。夏が終わり、さとやまもそろそろ冬支度になるかな。おっとその前に稲刈りと脱穀があるんだ。今年も餅つきはできなさそう、残念だけど…。


こじま  2021.10.11

稲掛け作り&さつまいも掘り 2021.10


2021年10月9日(土)の活動日、まあまあ晴れ。朝には少々雨がちだったけど、だんだん晴れてきてかなり暑い。10月は稲刈りの季節、でも、米の実入りは今ひとつ、ということで、今回は稲掛けを設置することになった。稲掛け、「いながけ」と読み、漢字では稲架けとも書くそうだ。あるいは、「はさ掛け」と呼ぶこともある。または、「稲木」とも呼ばれる。ちなみに「はさ架け」の漢字は「稲架」と書くと。いったいどう書いたらいいの? 迷う。

稲掛けは伝統的には竹や木を使って作り、里山クラブでも以前は竹でしつらえていました。でも、金属パイプで作るようになってもう10年以上がたちました。金属パイプは頭に当たると大ごとなので、ヘルメットをかむっての作業です。当然、おとなの仕事になりますね。できあがりがこの写真です。なかなかに見事なもんです。

でもね、金属パイプで作るため、見かけは無粋ですね。竹で作るような「趣き」はなくなりました。

さてさて、子どもたちはさつまいも掘りに従事してもらいます。この下の写真のような雰囲気です。スコップでぐさっと土を掘り起こすとおいもをこわしてしまう可能性があるため、手でそろそろと掘っていきます。「あったー!」と見つけた時の喜びは大きく、そして、掘り上げた時の喜びはひとしお、宝もの堀りですね。

ちょっと見えてる
ありそう

かなりでかい
ひょろ長もある

芋掘り全景はこんな感じ。集中してるッ!

洗います。計ります。何キロの収穫だったでしょうか。(ただし、保存する分は洗わないで、土のままでね。)

きょうの活動は稲掛けづくりとさつまいも掘りで終了です。参加者は会員20名、スタッフ10名ほど、総勢で30名ほどでした。午後はチェーンソー講習会があり、その成果としてスウェーデントーチを作り、点火して楽しみました。その様子は別記事へ。


(2021.10.11 こじま)

さとやま日記、引っ越しました 2021.10



さとやま日記をお読みいただいてありがとうございます。

ゆえあって、サイトの引っ越しをいたしました。2021年10月からは新サイトに記事を更新してまいります。


新しい場所でのさとやま日記もどうぞよろしくお願いします。

新・さとやま日記 https://nagaike.info/wp/


この旧のさとやま日記も当分はそのままにしておきます。過去記事もときおり見ていただけますなら嬉しい限りです。


長池里山クラブ(こじま)2021.10.11